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マーケット営業部OPEN MARKET DIV.
マーケット営業部では、事業法人や金融機関が資金調達のために発行する短期社債
「CP(コマーシャルペーパー)」を主に取り扱っています。発行されたCPは、資金運用を行う
機関投資家に販売。さまざまな運用ニーズに応える多彩な銘柄を取り揃えています。
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NOBUYUKI FUJISAKI藤崎 伸行 1994年入社
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さまざまな業種の大手企業が
運転資金用途でCPを発行
鉄鋼、卸売、建設、機械、石油、電力、リースなど、日本を代表する大手企業のCPを引受けています。数十億円~数百億円規模で期間1~3ヶ月が取引の中心です。企業は、社員の給与や賞与、税金の支払いなどの運転資金としてCPを発行します。それ以外にも、一時的な立替資金として、株式配当金払いや自社株買い資金、M&Aや一般社債発行までのブリッジローンなどCPの利用用途は多様です。
市場規模は年々拡大
CPは企業が市場(投資家)から直接資金を借り入れる直接金融のため、機動的で、比較的低利な資金調達を可能としています。また、企業の信用力(格付)に応じて金利が決まるため、信用力が高い大手企業はCPを積極的に利用しています。企業の業績向上に伴い、CP市場は近年右肩上がりに拡大。新しいCP発行企業も増えてきています。
SHUNTARO YAMASHITA山下 俊太郎 2017年入社
情報を重視
CPは基本的に無担保の商品。幅広い投資家を集めるためにも、発行企業の財務担当者とは継続的にコンタクトを取っています。マーケット環境から読み取れる市場参加者の金利見通しなども含め、さまざまな情報を用いることで、起こりうる事象をシミュレーションしています。

さまざまな銘柄と運用ニーズのマッチングは複雑なパズル
マーケット営業部の取扱企業数は約500社以上。発行企業の資金調達サイクルや条件は企業ごとに異なり、また投資家のニーズもさまざま。企業、投資家双方にとってベストとなる、最適なマッチングを見つけるのは複雑なパズルを解くような難しさです。私は入社してまだ日が浅いですが、先輩方に指導してもらいながら経験を積んでいます。
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