WORKPLACE 03

証券営業部CAPITAL MARKETS DIV.

年々拡大する巨大な日本国債市場。その中で証券会社をはじめ国債を保有する金融機関などの間に立ち、
国債の貸し借りや、国債を用いた短期資金取引の仲介をしているのが証券営業部です。
短期金融市場において近年では最も取引量が大きく、活発な資金融通によって
日本経済の安定化・活性化に一役買っています。

TOSHIO WATARAI渡来 敏郎 1994年入社

渡来 敏郎

国債の流動性を高め、
活発な資金取引に貢献

インターバンク営業部で扱っているコール取引では資金を貸し借りしますが、証券営業部では国債と資金を融通する取引を提供。顧客間の国債と資金のニーズを汲み取り、マーケットの流動性を高めることで市場金利の適正化にも貢献しています。主力取扱商品の債券レポには、現金担保付債券貸借取引のほか現先取引があり、1日から3ヶ月程度の期間を中心に取引を行っています。

【現金担保付債券貸借取引】
現金を担保に債券を借りる取引(取引相手から見れば、債券を担保に資金を調達)

【現先取引】
一定期間後に買い戻す条件で債券を売却する取引(実質的に債券を担保にした資金調達)

業界の最先端を行く債券レポ・電子取引システムを独自開発

債券レポ市場の拡大に合わせ、取引の自動化を推進して効率を高める「債券レポ・電子取引プラットフォーム(UYRS)」を独自に開発。2015年から提供を開始しました。このシステムを導入している市場参加者は、システム上に表示される情報を基に、自身で条件に合った取引を選択可能。システム上でオーダーから決済まで完結するため、よりスピーディーな取引を実現しています。

HONAMI ENDO遠藤 穂波 2010年入社

日頃からお客様と密にコミュニケーションを取って最適なマッチングを追求

10名程の営業部員がそれぞれ10~20社のお客様を担当しており、毎日お客様の要望を伺い部内で情報を共有しながら、貸す側、借りる側双方にメリットの大きいマッチングを追求。主に電話で要望やオーダーを受けますが、メールやチャットなど、それぞれのお客様に応じた対応をしています。

遠藤 穂波

即断即決のスピード勝負。事前準備と情報共有がカギ

債券レポ市場は取引が非常に活発で、市場が開いている時間内は頻繁にオーダーが入ります。次から次へと入るオーダーを素早く的確に裁いていくためには事前準備と情報共有が重要。お客様それぞれのニーズ(期間・金利・取引額・銘柄など)を前日から予測しておき、実際にオーダーが入ったら、すぐに部内で情報を共有し、営業部員同士で声を掛け合って、一秒でも早く約定できるようにチームワークよく業務を進めています。

ホワイトボードに集約された情報を基に最適なマッチングを追求
少しでも早く取引をまとめるために部員同士で声を掛け合いながら即断即決
取引の自動化を実現した「債券レポ・電子取引プラットフォーム(UYRS)」
上田八木短資株式会社 おかげさまで満100年 新たなステップへ