インターバンク営業部INTERBANK DIV.
銀行や証券会社、保険会社などの金融機関が、日々お金の貸し借りを行っている短期金融市場。
その中で金融機関の間に立ち、媒介や貸借を行うのがインターバンク営業部です。
短期金融市場は人間の体に例えると大動脈。日本経済における血液、
つまりお金の流れをスムーズに、活発にさせる役割を担っています。
MOTOI YATSUHASHI八橋 基 1994年入社
巨額な円資金が活発にやり取りされるダイナミックなマーケット
インターバンク営業部ではコール取引と呼ばれる短期の資金取引が取り扱いの中心。中でもオーバーナイトという、借りた翌日に返済する、とても短い期間の貸し借りが多く、100億円単位の取引が日々活発に行われています。その中で、私たちは仲介者としてマーケットを支えています。
【コール取引】
Money at call(呼べばすぐ返ってくる資金)から名付けられた、ごく短期の資金取引
情報力を強みに業界No.1の座を確立
短資会社は3社しかなく、しかも取り扱っている取引も基本的には同じ。その中で一歩抜け出すには「情報」が有力な付加価値となります。当社の創業者は、安全性の高い「有担保コール取引」を発案して幾多の恐慌を乗り越えるなど、先見性で業界をリードしてきました。現在でもその精神は私たちに息づいていて、常にお客様の潜在的なニーズをいち早く見つけ出し、それに役立つ情報を提供することで業界トップに立ち続けています。
TAKAHIRO KANAI金井 貴大 2017年入社
壁一面のホワイトボードで取引を管理
基本的な取引の流れは、金融機関からのオーダーを電話で受けて、その情報をホワイトボードに記載。ボード担当は少なくとも3~4件のオーダーを聞き分けることが求められます。ホワイトボードの情報(金利や金額、期間)を見ながら、貸す側、借りる側の条件をマッチングさせ、スピーディーに約定(取引成立)させます。
事前準備と最新情報でスピーディーに約定
コール取引は朝8時30分から始まり、この時間が取引のピーク。一斉にオーダーが入り、営業担当の声が飛び交います。私は有担保コール取引を中心に担当していますが、電話でオーダーを受けながら、別の電話に応対している営業担当の会話内容にも聞き耳を立て、最新の状況を把握して迅速に約定できるようにしています。こうした「能力」は、ミーティングでの取引予測や取引先ごとの特徴を把握するなど、事前準備の徹底によって養われます。