証券営業部

H.E.

2010 年入社  経済学部 経営学科卒

債券レポ取引を通じて適正なマーケット形成を担うこと

証券会社や銀行等の間に立ち、国債を用いた「債券レポ(現先)取引」を仲介しています。
債券レポ取引とは、国債を用いて資金調達・運用を行ったり、証券会社が空売りした国債の手当て等を行う取引です。
その中で証券営業部の使命は、マーケットの情報提供やお客様のすそ野を拡げることを通じて、厚みのあるマーケットや適正なレートの形成を促すことだといえます。
営業は、基本的には電話やチャット・メールでのやり取りが中心になります。一人あたりの担当先数は20社前後ですが、他の営業担当者が受け持つお客様の動向なども頭に入れて、連携を図って業務に取り組んでいます。

 

2つの部署を経験したからこそできる提案

入社して7年間は、マーケット営業部でコマーシャルペーパー(CP)を取り扱っており、3年前に証券営業部に異動してきました。
マーケット営業部のお客様は、事業法人中心で、クレジットリスクのある金融商品を取り扱うため、意思決定をじっくり行う必要があります。一方で証券営業部は国債を用いた仲介業務で、目まぐるしく動く相場の中、とにかくスピード勝負でお客様のオーダーを取り次いでいく必要があります。
そういった相違点はありますが、両方とも短期金融商品の一つですので、裁定取引の機会として、債券レポ取引で資金を調達して、その資金をCPで運用するといったご提案をすることが増えてきています。また、お客様が保有されている国債が償還となったとき、償還金の次の運用先としてCPを紹介するなど、これまでの経験をお客様の運用の幅を広げる提案に活かすことができています。

成功の秘訣は、入念な準備と綿密なコミュニケーション

仕事にとりかかる前に、準備を入念に行うことと、周りとコミュニケーションを積極的にとることです。
準備をしっかり行うことで、ピークタイムの業務に無駄な動作が減り、お客様のニーズに素早く対応する心構えができます。
また、周りと普段からよくコミュニケーションをとるようにすると、チームでの仕事の連携が円滑にいくようになります。

女性も活躍できる会社

女性総合職として働こうとするときに、やはり気にかかるのはワークライフバランスや評価についてかと思います。
当社はワークライフバランスのメリハリがしっかりついている会社です!
仕事は、少数精鋭でやりがいのある業務を任され、自己成長することができます。
また、風通しのいい職場なので、自分の意見を通しやすく、相談事も話しやすいと思います。
総合職とはいえ、多忙で帰りが遅いということもあまりありませんので、プライベートも充実しています。
子育て支援制度等も整備されておりますし、ぜひ安心して志望していただけたらと思います。

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。