S.A.
2019 年入社 経済学部 経済学科卒
私は、業務部で債券レポ取引のバックオフィス業務を担当しています。債券レポ取引とは、現金と債券を一定期間交換する取引です。業務部では、フロント部署が約定したこれらの取引についての約定照合業務と取引期間中の事務を担っています。具体的には、フロントでの約定後に取引先へコンファメーションを送付、保振決済照合システムを利用した売報データの照合確認を行っています。また、レポの取引期間中においては国債時価の変動による担保金の過不足を解消するマージンコールや、顧客へ取引残高を報告する帳票類の作成・送付を行っております。いずれの業務においても大きな金額を扱う一方で細かい数字まで相違ないかを確認するため、正確かつ迅速な対応が求められます。
私が短資会社について知ったのは、大学のゼミで課題として紹介された参考書を読んだ時でした。短期金融市場について解説された文書の中で、日本の金融インフラを支える存在として紹介されていました。元々、金融業界への就職を目指していた私は、内外問わずたくさんの金融機関と関わることのできる短資会社に惹かれました。その後、業界研究を通して当社を知り、働きやすさや風通しの良さを感じた上田八木短資に入社しました。
入社前は高度な金融知識が求められると思っていましたが、金融について基礎的な理解さえあれば後の研修で知識不足を補えることが一番のギャップでした。私の場合、入社後すぐに必要な資格や習得すべきスキルについて説明され、会社もバックアップする体制が充実していることを知りました。加えて、２か月間の研修では当社の業務や収益構造を理解することで、金融知識の深耕に努めることができました。
金融は“お金を融通する”ことを指しますが、まさに当社の事業は金融機関をはじめとする多くの法人の間に入って仕事をしています。金融マーケットを形成する役割を担い、発展の支えとなるよう求められています。だからこそ、当社で働きたいと希望する皆さんに求められているのは、向上心や自己研鑽に取り組めるだけの「人間力」を持っているかどうかです。ぜひ当社にエントリーされる際は、これまでの自分を振り返り、自らが求められている「人間力」を持っているのか、これから持つ自信があるのか自己評価してみてください。そして、その評価を当社の面接でぶつけていただければと思います。皆さんと一日も早く当社で働けることを望んでいます。
※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
